揺れを吸収する
MIRAIEの構造

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“高減衰ゴム”は、建物の揺れ幅を
最大95%低減する、
住友ゴム独自の技術です。

※2017年1月京都大学防災研究所での
MIRAIE軸組を使用した実大実験の結果による。

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MIRAIEは、様々な市販向け制震装置の中でも唯一※1の基礎緊結タイプ。※2

※1 当社調べ

※2 MIRAIEΣは付属ビスと柱接合金物で足元を固定するタイプ

住宅の基礎とアンカーボルトで強固に緊結し、地震の「揺れ」を効率よく高減衰ゴムに伝えて「揺れ」を吸収します。

揺れを吸収する
「高減衰ゴム」
3つのメカニズム

01.高いエネルギー吸収性能

高減衰ゴムは、「伸び縮みしながら繰り返し使用できる」というゴムが持つ最大の特長を活かしながら、高いエネルギー吸収性能を持続します。

イメージ図

02.瞬時に「揺れ」を「熱」に変換

一般のゴムボールと高減衰ゴムボールを地面に落とすと、一般のゴムボールが跳ね上がるのに対し、高減衰ゴムボールはほとんど弾みません。これは、高減衰ゴムボールが跳ね返りの「運動エネルギー」を瞬時に「熱エネルギー」に換えて吸収・発散するので、地面から跳ね上がらないのです。

一般的なゴムと高減衰ゴムの比較

イメージ図

03.強固な接着力と高い耐久性

「加硫接着※1」という独自の技術で、ゴムと鉄板を強固に接着させました。耐候性ゴムを外被として一体形成することで、設置環境に由来する内部ゴムの耐久性を向上させました。90年※2経過しても性能がほとんど変わらず効果を発揮することを確認しています。

※1 熱と圧力をかけて、接合部分を化学的に強固に接着する技術

※2 当社による促進劣化試験の結果より(高減衰ゴムダンパー部分において)

加硫接着の図解